エジプトはムスリムの国なので毎年ラマダンがあります。ラマダン月はその年によって違います。
今回、ムスリムの国に行く時はラマダンのスケジュールを考えてから行かなければいけないと言うことを思い知らされました。
ラマダンが始まると、酒屋は全部閉まります。ショッピングモールも昼間はあまり開いていません。夕方からお店が開きます。
酒屋が閉まると言う事は、アルコールの飲料を買うことができないということです。なので、アルコールを飲む人はラマダンに入る前にまとめ買いをします。もともとエジプトでは普通のスーパーではアルコールは売っていないので酒屋に行かないとビールやワインは買えないんです。
町の酒屋は閉まりますが、外資系ホテルではお酒を飲むことができます。
ラマダン時期は、イスラム教徒は昼間食事も水も飲むことができないので、気が立っている人や、力無くダラーっとしている人なんかもいます。
私たち(イスラム教徒ではないので)は別に食べても飲んでも良いのですが、公共の場で水を飲んだりとかするとそれを見ていらっとする人がいるらしいのであまり飲まない方が良いそうです。喧嘩になることもあるとか。

あらゆるところにラマダンの飾りが置いてあります。

モールもラマダンの飾りがたくさん

夜はライトアップするのできれいです。

これは普段からのライトアップかわからないんですけど、ライトアップしていました。

たぶんこれはラマダンのライトアップです。

車で道路を走っていたら、いろんなビルがラマダンのライトアップをしていてキラキラしていましたよ。
お昼は大きなモールもあいていないお店がたくさんあるので、モールに人があまりいませんでした。

スーパーはあいているのですが、これだけ人がいないとあいていないのかと思うくらいです。夕方からはお店もあいて、人が集まってきて、夜遅くまで人で賑わっていました。
日没後は、食事を摂れるので、夕方からレストランでは宴会の準備をしていました。
観光客で、夕方から出かけて夜遅くまでっていうのはあまりないかもしれませんが、ちょっと見てみるのもいいかも?でも、旅行中ずっとラマダンだとおもしろさ半減だと思います。

シナボンの箱もラマダン仕様。味は普通の品揃えでした。

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