75日目 (エジプト10日目)
朝起きて、あまりに足が痛くてびっくり。両足筋肉痛です。前日張り切ってお墓をたくさん見たので、足にきたようです。
今日はスークにお土産を見に行こうと思っています。予定では昼にスークを見に行って夕方からルクソール神殿に行きます。
ホテルを出ると、昨日チャーターしたタクシーが反対側の車線に止まっています。
なんとなくあの人がまたいるような気がしていました。このホテルのお客さんを狙って、いつもホテルの前で待っているんだと思います。家もここから5分ぐらいと言っていたし。安宿のお客さんより金払い良さそうですもんね。
あーいるなぁと思いながら、私はあまりそちらを見ずにホテルから出て左に向かって歩き出しました。
すると、昨日のタクシーが反対側の車線から発進してUターンして私の前に現れました。
タクシーの運転手「ハロー、今日はどこに行くの?」
私「今日はルクソール神殿に行くよ」
タクシー「乗りなよ、安くしとくよ、君は私が誠実な人間だって知ってるよね」
私「いや、今日は歩くからいらないよ」
タクシー「歩くのは危ないから乗ったほうがいいよ」
私「今日はいいから」
と言って私は断り、歩き出しました。
別に悪い人ではないんですけど、今日は別に行きたいところがあるわけでもないし、わざわざチャーターするほどではないかなと思いました。
しばらく歩いていたのですが、イベロテルのあたりでたくさんの客引きにあいました。
タクシーや馬、さらに何のためについてくるのかわからないおじさんがずっとついてきます。
私は運動のために歩いているだけだ、と言っているのに、ずっとついてきます。
街路樹の剪定中
ナイル川沿いはきれいに整備されていて歩きやすい歩道と、ベンチもたくさんありました。
ナイル川はきれいな景色
いろんな船が停泊しています。
ナイル川沿いをしばらく歩くとルクソール神殿が見えてきます。
意外と中に入らなくても神殿が見えるかも、と思いながら歩いていました。
馬がたくさん集まるところを歩いてしまい、激しい馬車の勧誘にあいました。
ルクソール神殿の横から始まるスークを見に行きます。
観光客用のスークには木の門が建っています。
ここから入るとお土産屋さんが並んでいるそうです。ということで入ってみます。
びっくりするほどガラガラ。お客さんいません。
店番の店員さん(店の前に座っている)しかいませんよ!
通りを歩くたびに声をかけてきます。声をかけてはきますがそんなにしつこく言ってきたり、ついてきたりはしません。
依然として変なおじさんはずっと前を歩き案内しています。案内頼んでないんだけど。
観光客がいないと商売にならないと思うのですが、犯罪が増えたりしていないのでしょうか。
私が一人で街を歩いている分には危険を感じた事はないのですが、どうなんでしょう。
観光客用のスークを抜けると、エジプト人の買い物するマーケットになります。
ルクソールの人の生活を垣間見れるようで楽しい。
狭い道路をたくさんのマイクロバスが通るので気をつけないと轢かれます。
やっぱり鳥は生きたままカゴに入っています。
鳥はいいのですが、私は他の肉屋がこわいです。足とか頭とかが並んでいて。
うさぎ
一羽だけだけど売り物だよね?
勝手に案内してくるおじさんに、「私あなたのガイドいらない」と言うと、「歩いてるだけ」と私と同じようなことを言うではありませんか。
野菜
日本のキャベツより大きいです。こちらのマーケットで売っているトマトはまだ食べられそうなトマトでした。カイロで見たトマトは腐りかけかと思いましたが。
何かの塔
このあたりでマーケットの通りは終わりでした。
勝手に案内おじさんが、ガバメントマーケットだったら、スークでお土産を買うより安くて、今なら50%オフになってるから行こう、と言ってます。
パンをたくさん焼いていておいしそうなお店
おじさんを無視して、違う小道に入るとたいして何もない道で、ものすごい埃っぽくて、マスクしました。
埃っぽい道は早々に脱出し、カルナック神殿通りに出ました。反対側に渡りたいのですが、橋が遠い。
カルナック神殿通りは橋のあるところしか渡れなくてすごく遠回りしないとナイル川側に行けません。
橋のすぐ横にある建物に勝手に案内おじさんが入って行きます。パピルスがどうとかって。そこがガバメントマーケットらしいです。
パピルスはいらないので無視して橋を渡ります。
正面にルクソール神殿が見えます。
ロータリー
大型バスからヨーロッパの人っぽい人が次々降りてきて、ナイル川の方に歩いていくので、ついて行きました。
ボートでナイル川を渡るようです。
私も乗ろうかな、と思いましたが、川沿いに行くとまた変な勧誘が寄ってきて、鬱陶しいのでやめました。
勝手に案内おじさんが電話番号を教えろとかWhatsAppの番号を教えろとか、明日は何するんだとか、フルーカに乗ってウエストバンクに行くといいとかいろいろ言ってきます。
NOを繰り返していたら諦めたようでついてこなくなったのですが、1時間以上ついてきていました。
半端ないな、エジプト人。
川沿いにあった大きな石
レストランかな。
疲れたので帰ります。
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